AIニュース

Tesla車内に「Grok Bot」統合、音声だけでネット注文や予約の代行が可能に

公開日: ・出典: Teslarati

Teslaは2026年9月22日、車載音声アシスタント「Grok」の機能を拡張し、AIエージェント「Grok Bot」を車内から利用できるようにしたことを明らかにした。これにより運転者は、走行中でも音声だけでメールの確認・返信やカレンダー管理、ファイルの操作、複数手順が必要なタスクの代行を頼めるようになる。海外メディアの報道では、実際にドライブ中に音声だけでAirPodsとコーヒーを注文した事例なども紹介されており、車を単なるナビゲーション端末から一歩進めた「AIパーソナルアシスタント」に近づける狙いがうかがえる。

Grok Botは、外部サービスとの連携機能「Connectors」を介してDoorDashやUber Eats、OpenTableなどと接続することで、飲食のデリバリー注文やレストラン予約の代行といった具体的なタスクをこなす。利用にはGrokアプリ側で事前に各サービスのアカウントを連携させておく必要がある。ハードウェア面ではAMD製の車載インフォテインメントプロセッサと一定バージョン以降のソフトウェアが必須で、Premium Connectivityの契約に加え、現時点では上位プラン「SuperGrok Heavy」の契約者に限定して提供されているという。

xAIはこれまでもGrok Botの企業向け展開や、Grok Botだけで会社を立ち上げる様子を公開する72時間ライブ配信イベントなど、エージェント機能の対外アピールを重ねてきた。今回のTesla車両への統合は、イーロン・マスク氏が率いるxAIとTesla両社の連携を一段と深める動きであり、車内のAI体験を競合他社との差別化要素にしたい狙いがあるとみられる。

出典: Teslarati

Xでシェア