xAIは8月21日、常時稼働のAIエージェント「Grok Bot」を、より多くの契約者が利用できるようにしたと公式ブログで発表しました。Grok Botは8月11日にCursorと共同でパブリックベータとして公開されたばかりで、これまでは月額300ドルの「SuperGrok Heavy」、月額200ドルの「Cursor Ultra」、1席あたり月額120ドルの「Cursor Teams Premium」といった上位プランの契約者に限定して提供されていました。今回の発表により、「SuperGrok Plus」「Cursor Pro+」、およびCursor Teamsの全プランの契約者もGrok Botを利用できるようになっています。
Grok Botは、利用者専用のクラウド環境上でブラウザ・ファイルシステム・ターミナルを持つ、常時稼働の「AIチームメイト」というコンセプトの製品です。利用者本人の認証情報でさまざまなアプリやサービスにログインし、複数の手順を要する作業を利用者が離席していても最後までこなし、承認が必要な場面でだけ利用者に確認を求める仕組みになっています。API連携やMCPが用意されていないサービスに対しても、人が操作するのと同じようにブラウザ経由で作業できる点が特徴です。
対象プランに含まれない利用者に向けては、利用量に上限を設けた無料トライアルも新たに用意されました。有料プランを契約していなくても、まずはGrok Botの動作を試せるようにすることで、利用の裾野を広げる狙いがあるとみられます。
OpenAIやAnthropic、Googleもそれぞれ「コンピュータ操作型」のAIエージェント機能の開発を進めており、離席中の作業を代行する常時稼働型エージェントは、各社が競って対象範囲を広げている分野のひとつです。xAIとしては、今回の対象プラン拡大によって早期に利用習慣を広げ、競合に先んじたい狙いがあるとみられます。
出典: xAI公式ブログ



