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米財務長官、AI減速を求める大手CEOに「それなら自分で減速せよ」 中国とのAI事故通知制度も提案

公開日: ・出典: Axios

米財務長官のスコット・ベセント氏は10月3日、番組『The Axios Show』に出演し、Anthropicのダリオ・アモデイCEO、OpenAIのサム・アルトマンCEO、xAI(現SpaceXAI)のイーロン・マスク氏らが最先端AIモデルの開発速度を落とすよう政府に公に求めていることについて問われた際、「それなら、自分たちで減速すればいい」と答えた。

ベセント氏はさらに、具体的な解決策を伴わないAI業界からの「警鐘」を「リーダーシップとは言えない」と断じた。小説『羊たちの沈黙』の殺人鬼ハニバル・レクターを引き、「『また人を殺す前に私を止めてくれ』と言っているようなものだ」と皮肉った。現在、フロンティアモデルに対する政府審査は各社の自主的な協力に基づくものだとしつつ、安全上の懸念を無視して開発を強行する企業があれば政府として介入する権利を留保していると述べた。

一方でベセント氏は、AIに関連する不測の事態が起きた際に備え、米中両国間に緊急時の通知の仕組みを設ける構想を進めていることも明らかにした。シー・ジンピン国家主席の訪米に先立ち、何立峰(ホー・リーフォン)国家副首相とAIの安全性について協議し、制御を失ったAIエージェントや、非国家主体によるサイバー・バイオ分野での悪用といったリスクについて話し合ったという。中国系AIモデル「Kimi」がAnthropicに機密データを送信していた問題を挙げ、こうした事例が北京側にも自国のオープンソースAIが想定以上に強力な技術であると認識させた、との見方を示した。

出典: Axios

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