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開発元不明のまま高評価 OpenRouterに現れた無料・100万トークンの「ステルスモデル」Ox Alpha

公開日: ・出典: TechCrunch

AIモデルの中継サービスOpenRouterに8月20日、提供元を明かさない「Ox Alpha」というモデルが公開されました。プロバイダー名は文字通り「stealth(ステルス)」で、モデルIDは`stealth/ox-alpha`。説明文には「コーディング、長時間の自律作業、本番ワークロード向けに設計された推論モデル」とだけ書かれています。OpenRouterは、あくまでリクエストを中継しているだけで、自社はこのモデルの開発元でも所有者でもないと明示しています。

公開されている仕様は、文脈長が約104万8000トークン(100万トークン級)、入力はテキストに加えて画像と動画にも対応し、最大出力は13万トークン前後とされています。推論は常時有効で、ツール呼び出しや構造化出力にも対応するため、チャット用途だけでなくエージェントの実行基盤に組み込むこともできます。プレビュー期間中の料金は入力・出力とも0ドル、無料枠はおよそ1週間の予定と案内されています。

TechCrunchが8月23日に報じたところによると、どの研究所も「Ox Alpha」を自社製だと公式には名乗り出ていません。応答の癖から中国Z.aiのGLM系ではないかという見方がコミュニティでは有力な一方、XiaomiのMiMo、Cursorのコーディングモデル、Grok、Geminiなど別の候補を挙げる声もあり、当初はGLM説に傾いていた観測筋の見立ても揺らいでいるといいます。新モデルを匿名で先行公開して実利用のフィードバックを集める手法自体は珍しくありませんが、正体不明のまま無料で高性能な選択肢が広まる状況は、モデル選定の判断材料が急速に増え続ける現在のAI市場を象徴しています。

出典: TechCrunch

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