NVIDIAは、ロボットや配送用ドローン、視覚AIシステムなど向けのエントリー向けエッジAIコンピュータ「Jetson Orin Nano 2」を発表しました。78TOPSのAI性能と8GBのメモリを備え、現行モデルと同じフォームファクターを維持しながら、推論性能は現行モデル比で最大2倍、同等の推論性能を出す際の消費電力は40%削減されているとしています。
NVIDIAによれば、同社のロボティクス向けソフトウェアスタックの上にはすでに300万人以上の開発者がアプリケーションを構築しており、Cognex、Doosan Bobcat、Maticなどが早期採用企業としてJetson Orin Nano 2の導入・検証を進めているとしています。
一方で、モジュール単体および開発キットとしての提供開始は2027年上半期を予定しており、発表から実際の入手まで半年以上の期間が空く見込みです。低価格帯のエッジAI向けチップでも着実に性能を引き上げることで、ロボットなど「フィジカルAI」分野での存在感をさらに広げる狙いがあるとみられます。



