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中国AIチップのMoore Threads、香港上場を計画 上海上場後に株価4倍超に

公開日: ・出典: Bloomberg

Bloombergの報道によると、北京拠点の中国AIチップ設計企業Moore Threadsが、香港証券取引所への上場を「適切な時期に」計画していることが分かりました。同社は2025年末に上海市場でデビューして以来、株価が420%超上昇しており、今回はその勢いを国際資本市場へつなげる動きとみられます。

Moore Threadsを率いるのは、Nvidia中国法人の副社長兼ゼネラルマネージャーを14年間務めた張建中氏。2020年にNvidiaを離れて同社を設立し、在任中にNvidiaの中国市場シェアを5割未満から8割超に押し上げた実績を持ちます。株価上昇により張氏個人の資産はFobes推計で43億ドルに達したとされています。

業績面では、2026年上半期の売上高が前年同期比147%増の17億4000万元に達し、純損失も2億7090万元から1160万元まで大幅に縮小、黒字化が視野に入っています。同社は提出書類の中で、香港上場によって研究開発・経営人材の獲得や海外投資家がアクセスできる上場市場としての地位を確立し、グローバル戦略を深化させる狙いがあると説明しています。

背景には、米国の対中輸出規制のもとで自国製AIチップの実用化を急ぐ中国企業の動きと、米欧での資金調達が難しくなる中でハイテク企業が相次いで香港市場に回帰する潮流があります。2026年の香港新規上場による調達額はすでに420億ドルを超え、6年ぶりの高水準となっており、Moore Threadsの上場計画もこの流れの一環として位置付けられます。

出典: Bloomberg

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