Microsoftは、自社ブログで、会話形式で要望を伝えるだけで自社データに基づいたフルスタックの業務アプリを作れる新機能を、Copilot CoworkとCopilot Studioの双方に追加すると発表しました。ここで作られるアプリはオープン標準に基づくフルスタックアプリで、Gitと連携したソースコード管理やデプロイ用の段階分け、バージョンの分離にも対応しており、チームは既存の利用者に影響を与えずに次のバージョンの改善を続けられるとしています。Copilot Coworkでは新たに追加された「/app」というスキルを通じて、Microsoft Frontierプログラム経由ですでに利用可能になっている一方、Copilot Studioでのアプリ構築機能(エージェント・ワークフロー機能と並ぶ形で提供)は、今後1週間程度で公開プレビューとして展開が始まるとしています。
作成されたアプリに対しては、Microsoft Entraによる認証や組織のデータ・コネクタに関するポリシーが既定で適用されるほか、IT管理者はMicrosoft 365管理センターで公開済みアプリの一覧を確認し、ライフサイクル全体を通じて管理・統制できるとしています。
この発表と合わせてMicrosoftは、Microsoft 365 Copilotの有料シート数が3000万を突破し、四半期ごとの純増数も倍増するペースで伸びていることを明らかにしました。同社はCopilot Coworkについて、企業向けプログラム「Frontier」の歴史の中で最も急成長した機能だとしており、対話からアプリまで作れるようにする今回の機能拡張は、こうした急速な普及を追い風に、Copilotをより幅広い業務アプリ開発の場に位置づけようとする動きといえます。



