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AIデータセンターのCrusoe、Boom Supersonic製タービン導入計画を撤回 12.5億ドル契約を解消

公開日: ・出典: TechCrunch

AIデータセンター事業を手がけるCrusoeは、超音速旅客機「Overture」を開発するBoom Supersonicから、天然ガス駆動の定置式発電タービン「Superpower」を29基調達する計画を撤回したと、米メディアが9月25日に報じた。契約総額は12.5億ドル規模で、2027年からの初回納入を予定していた。Superpowerタービンは、Boomが開発中の航空機用エンジン「Symphony」と部品の約8割を共有する派生製品で、AI業界の電力不足への迅速な対応策として昨年立ち上げられた新事業だった。

Boom Supersonicのブレイク・ショール最高経営責任者(CEO)は、タービンがCrusoeのアビリーン(テキサス州)をはじめとする拠点における近い将来の主要な電源構成にはもはや含まれておらず、両社の提携関係を継続する意味がなくなったと説明したという。Crusoeは今回の契約撤回に先立つ9月17日、Atreides Management・Mubadala Capital・Valor Equity Partnersなどが主導する39億ドル規模のシリーズFを調達し、評価額は309億ドルに達したと発表したばかり。同社は6月にも、Googleなど顧客の確保に失敗したことを理由にワイオミング州で計画していたデータセンター計画を一時停止している。

Boom側は、Crusoeとの提携解消後も他の顧客がパイプラインに控えているとし、来年には他拠点向けに合計約250メガワット相当のSuperpowerタービンを納入する計画で、2028年までに1ギガワットの導入を目指す方針に変わりはないと強調した。今回の動きは、AI企業各社が電力確保の手段としてギガワット級の固定電源契約から、モジュール型設備やクラウド調達へと戦略の軸足を移しつつある実態を映し出している。

出典: TechCrunch

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