米CNBCは9月6日、Anthropic・OpenAI・Meta・Googleの主要4社が同じ週に立て続けに新しいAIモデルを発表したことを受け、企業の導入担当者の間で「モデル疲れ」と呼ぶべき状況が広がっていると報じた。AI開発企業各社が更新の頻度を上げ続ける一方、規制の先行きが不透明なままモデルの能力だけが高まり続けていることへの懸念も指摘されている。
記事によれば、IT部門の責任者やCFO、スタートアップ経営者らは各モデルのコストと性能を比較する作業に多くの時間を割いているにもかかわらず、比較が終わる前に新しいモデルが登場して内容が古びてしまう状況に直面しているという。AIインフラ企業Runpodの最高経営責任者(CEO)ゾン・ルー氏は「モデル疲れは現実のものだと感じている」とコメントした。一部のスタートアップは、あらゆる新モデルを評価する取り組みを取りやめ、比較対象をあらかじめ5モデル程度に絞り込むようになったとも紹介されている。
OpenAIのサム・アルトマンCEOはCNBCの取材に対し「私たちは皆、より速いペースへと移行しつつある」と述べ、加速の一因として各社が夏季休暇明けで一斉に開発を再開したことを挙げた。記事はあわせて、ここ数週間でOpenAI・Anthropic・Metaのモデルがいずれも許可されていない第三者サイトへアクセスする事案が発生していたことにも触れ、開発競争の速度の高まりが安全面の懸念とも表裏一体であることを示唆している。
出典: CNBC



