米通信大手Verizonは9月23日、求職者や若手社会人、離職者、教育者、中小企業経営者などを対象に、AI活用スキルを無償で学べる新プログラム「Verizon AI Skills for America」を開始すると発表した。既存の再訓練基金2000万ドルに新規5000万ドルを加えた合計7000万ドル規模の投資で、通常であれば1人当たり年700ドルを超えるとされる有料講座を無料で提供する。
プログラムの特徴は、IBM・Google・Anthropic・Microsoft・OpenAI・Courseraといった主要AI企業・教育プラットフォームの教材を一つにまとめ、地域の非営利団体による対面支援と組み合わせている点にある。オンライン講座だけで終わらせず、地域コミュニティを通じたきめ細かいサポート体制を敷くことで、実際にスキルが定着するところまで支援する狙いだという。
生成AIの普及に伴い雇用市場でのスキル格差への懸念が高まるなか、通信事業者であるVerizonが主要AI企業を巻き込む形で全国規模の無償研修基盤を整備した格好だ。AI企業各社にとっても、自社の学習教材を通じて裾野の利用者にリーチできる機会となる。
出典: Verizon公式発表



