配車サービス大手Uberの最高技術責任者(CTO)を務めるPraveen Neppalli Naga氏は、2026年8月上旬の決算発表を受けたX(旧Twitter)への投稿で、社内で使われてきた「トークン最大化(tokenmaxxing)」という言葉に象徴される時代が終わりつつあるとの見方を示しました。トークン最大化とは、2026年前半にビジネス界で広がった、従業員にAIツールをできるだけ多く・頻繁に使わせようとする動きを指す言葉です。
Neppalli氏によると、Uberでは年初以降、最先端のAIツールを使う従業員数が4倍以上に増え、数千人のエンジニアが日常的にAIを利用する状態になった一方で、1トークンあたりのコストはむしろ低下しているといいます。同氏は、この効率改善はAIの利用を制限した結果ではなく、効率化そのものをエンジニアリングの課題として扱ってきた成果だと説明しています。
同氏は「次の局面が何と呼ばれるにせよ、それは誰が一番多くトークンを消費したかではなく、どれだけ効率的にトークンを使えたかで測られるようになるだろう」と述べました。Uberは2026年前半、AIコーディングツールの予算を早期に使い切るなど積極投資で知られてきましたが、今回の発言は、企業のAI活用の関心が「利用量の最大化」から「投資対効果・効率」へと移りつつある業界全体の潮流を象徴する事例といえます。
出典: Benzinga



