中国のスマートグラスメーカーRayNeoは、ディスプレイを内蔵した軽量AIグラス「RayNeo iO Smart Glasses」を日本で発売した。9月4日に予約を開始し、通常価格8万9000円・発売記念価格8万円で販売している。本体重量はわずか33gで、フロント部にマグネシウム合金、テンプル部にチタン合金を採用し眼鏡に近い装着感を実現した。カメラとスピーカーは搭載せず、防塵防水性能はIP54となっている。
ディスプレイには独自開発の光学エンジン「Firefly Optical Engine Nano」を採用し、マイクロLEDと回折型光導波路を組み合わせることで、最大輝度1200nitの緑色単色表示を実現した。周囲の景色を見たまま、通知内容や翻訳結果を視界に重ねて確認できる。AI機能としては55言語対応の字幕・翻訳表示、自動スクロールするプロンプター機能、録音内容を文字起こしした上でAIが要約する機能などを備え、利用するAIモデルはGeminiやChatGPTなど複数から選択できる(一部モデルは有料契約が必要)。
バッテリーは240mAh搭載で、通常利用時で約48時間、録音利用時は最長18時間、翻訳を連続利用した場合でも最長6.2時間の駆動が可能とされる。スマートフォンの通知確認や翻訳、会議・取材の記録といった実務用途を意識した仕様であり、カメラを搭載しないことでプライバシー面の懸念を抑えつつ、AIアシスタント機能を前面に押し出した製品となっている。



