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アリババ、コーディング・エージェント性能を高めた更新版「Qwen3.8-Max-0902」を公開

公開日: ・出典: DataNorth AI

中国アリババのQwenチームは9月2日、主力の大規模言語モデル「Qwen3.8-Max」の更新版「Qwen3.8-Max-0902」を公開した。総パラメータ数2.4兆、コンテキスト長100万トークンというアーキテクチャ上のスペックは従来のQwen3.8-Maxから変更されておらず、追加の事後学習(ポストトレーニング)によって性能を底上げした位置づけのモデルとなる。料金体系も据え置かれており、入力トークン100万件あたり2ドル、出力トークン100万件あたり6ドルという価格のまま提供される。

今回の更新でアリババが重点的に強化したとしているのは、コーディングと長時間にわたるエージェント型タスクへの対応力だ。特に、AIエージェントが実際のデスクトップ環境をどれだけ的確に操作できるかを測るベンチマーク「OSWorld-Verified」では、比較対象となった他社の商用プロプライエタリモデルの中で最も高い結果を示したという。ただし、アリババは公開したリリースノート上で具体的な新規のベンチマーク数値表までは示しておらず、外部の開発者がリリースノートの記述だけから性能向上の度合いを正確に検証するのは難しい状況にある。

Qwenシリーズを巡っては、8月12日にQwen3.8-Maxのオープンウェイト公開が予告され、8月14日には2.4兆パラメータのモデル重みが実際に公開されるなど、この数週間だけでも矢継ぎ早のアップデートが続いてきた。今回の「0902」スナップショットはその延長線上にあるマイナーチェンジという位置づけだが、コーディング・エージェント性能を巡る競争が米中の主要AI企業の間で引き続き激しさを増していることを示す一例といえる。

出典: DataNorth AI

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