調査機関Pew Researchの新しい調査で、ChatGPTの公開以降に作成されたWebページのうち、約3分の1(35%)にAIによる執筆や大幅な編集の痕跡が見られたと報告されました。古いページを除外し、ChatGPT登場後に公開されたページに絞って分析した結果で、生成AIがWeb上のコンテンツ制作にどれだけ浸透したかを示す数字として注目されています。
この報告は、インフラ企業Cloudflareが「ボットによるWebトラフィックが人間を上回った」と発表した時期とも重なります。Cloudflareの最新データでは、AIエージェントなどのボットが世界のWebリクエストの57.4%を占め、人間は42.6%にとどまったとされ、AIシステムが人間を上回った初の局面だとしています。
AIが文章の作成・要約・編集を肩代わりすることで情報発信のコストは大きく下がりましたが、その分、Web上には出典や正確性が担保されないコンテンツも増えやすくなります。検索やAIアシスタントがそうしたページを学習・参照する循環も指摘されており、情報の信頼性をどう見極めるかが利用者・事業者双方の課題として一段と重くなっています。



