Bloombergの報道により、OpenAIが開発中の初のハードウェア製品の詳細が明らかになった。画面を持たないポータブルスピーカー型で、形状はドーナツないしホッケーパック程度の大きさになるという。マイクとスピーカーグリル、カメラ、環境センサー、充電式バッテリー、そして自ら動く機構部品を備え、応答中であることを動きで、聞き取り中であることを光の点滅で示す設計になっている。
デザインを率いるのは、Apple元最高デザイン責任者のジョナサン・アイブ氏。OpenAIは2025年、アイブ氏のハードウェアスタートアップ「io」を約65億ドルで買収しており、今回報じられた製品はその成果の第一弾にあたる。家電の操作やメディア再生、質問への応答、メッセージの読み上げ・返信など、ChatGPTが持つ機能を、画面ではなく会話とセンサーを通じて生活空間に持ち込むことを狙う。
価格帯は300〜400ドル程度になるとみられ、発売時期は2027年を予定しているが、詳細な仕様や価格は今後変更される可能性がある。スマートフォンやPCの画面に代わる「アンビエントコンピューティング」の主要プレーヤーを目指す動きであり、Apple・Amazon・Googleが手がけるスマートスピーカー事業への新たな挑戦としても注目されている。
出典: TechCrunch



