米メディアThe Informationの報道によると、北京を拠点とするAIスタートアップ「Naive AI」が、Tencent・IDG Capital・HSG(旧Sequoia Capital China)・MPCiなどから3回に分けて総額4億ドル(1億ドル・1.8億ドル・1.2億ドル)を調達し、評価額が14.2億ドルに達したことが分かりました。設立からわずか7カ月というスピードでの評価額急上昇です。
Naive AIは2026年2月、清華大学電子工学科の戴吉豊准教授が設立しました。同氏はマイクロソフトリサーチアジアや、中国大手のコンピュータビジョン企業SenseTimeでの勤務経験を持ちます。従業員数はまだ100人に満たない小規模な組織ですが、これまでモデルを一切公表しない「ステルスモード」で開発を進めてきました。
同社はゼロからモデルを構築するのではなく、既存のオープンウェイトモデルを中間学習(mid-training)・事後学習(post-training)・強化学習といった手法で改良するアプローチを採っているとされます。早ければ今月中にも、無償でダウンロード・カスタマイズ可能なオープンウェイト形式で最初の大規模言語モデルを公開する計画だと報じられており、中国の生成AI競争にどのような影響を与えるか注目されます。
出典: The Information



