音声AIスタートアップのElevenLabsが、従業員が保有する既得株式(ベスティング済み株式)の一部を現金化できる「テンダーオファー」を実施し、評価額220億ドルで承認されたことが、TechCrunchの取材で判明した。2026年2月にSequoia Capital主導で5億ドルを調達した際の評価額110億ドルから、半年余りで倍増した計算になる。
今回のテンダーオファーは3億ドル規模で、大手機関投資家のWellingtonとT. Rowe Priceが主導した。両社は新規発行株式を引き受けるのではなく、既存株主(従業員)から株式を買い取り、上場後もその株式を保有し続ける意向とされる。
ElevenLabsにとって従業員向けのテンダーオファーは今回が2回目で、2025年9月にも評価額66億ドルの時点で1億ドル規模の実施実績がある。急成長するAIスタートアップの間では、競合他社への人材流出を防ぐ引き止め策として、こうした従業員向けの株式売却機会を設ける動きが広がっている。
出典: TechCrunch



