Bloombergは9月29日、OpenAIが少なくとも300億ドル規模の新たな資金調達に向けて投資家と協議していると報じた。実現すれば会社評価額は約1兆4000億ドルに達する見通しで、協議はまだ初期段階であり内容は変わる可能性があるという。今回のラウンドは新規株式公開(IPO)を進める代わりに、当面の運転資金を確保する狙いがあるとみられる。サム・アルトマンCEOは9月のインタビューで、AIの安全性を巡る状況を踏まえると2026年中の上場は「判断を誤ったタイミングになる」と述べ、上場を先送りする考えを示していた。
Axiosは同じく9月29日、OpenAIの年換算売上高が第3四半期入り以降7割超伸び、700億ドル近くに達したと報じた。法人(B2B)向け売上高は同期間に2倍以上に伸び、コンシューマー向け売上高も第3四半期単独で2025年通年分を上回ったという。急成長する事業実績が、投資家の関心を集める要因になっているとみられる。
OpenAIは2026年3月、1220億ドル規模の資金調達を完了し、評価額は当時のシリコンバレー史上最大となる8520億ドルに達したと公式に発表している。Amazon・NVIDIA・ソフトバンクなどが主要な出資者に名を連ねていた。今回報じられている新ラウンドが成立すれば、半年足らずで評価額がさらに6000億ドル近く積み増されることになる。
出典: TechCrunch



