
情報確認日:2026年10月14日(本文で引用した公式資料を再確認)。
記事ごとに画像を作ると、単体では良く見えても、一覧で並べたときに色や密度がばらばらになることがあります。シリーズ画像では、毎回のプロンプトを考える前に、共通部分と記事ごとの違いを決めておくと修正が減ります。
この記事では、複数の解説記事へ使う画像をMidjourneyで準備する手順を整理します。公式情報にもとづく制作ガイドで、仕様とプロンプトはAIGNALが作成した例です。画像を生成して揃い方を検証した実機レビューではありません。
最初に、画像の共通仕様を決める
例えば「調査」「自動化」「制作」の3テーマで記事を作るなら、主役は変えても背景や見出し領域は固定する設計にします。
| 固定する項目 | 変える項目 |
|---|---|
| 掲載比率と最終書き出しサイズ | 主役となる物や制作の象徴 |
| 背景の明るさと基本配色 | 記事テーマに対応する小物 |
| 文字を載せる領域 | 必要な場合の補助色 |
| 余白と図版の密度 | 見出しの短い文言 |
「余白を広めにする」だけでは人によって解釈が変わります。既存の採用画像を1枚選び、主役の位置と文字領域を具体的に決めます。参照には利用できる自作素材や許諾済みの素材を使います。
Image PromptとStyle Referenceの役割を分ける
公式資料では、Image Promptは画像の内容や構図などを新しい生成の参考にし、Style Referenceは見た目の方向を導く仕組みとして案内されています。[1][2]
シリーズ全体の雰囲気を寄せたいならStyle Reference、構図や被写体の関係を参考にしたいならImage Promptを検討します。どちらも、同じ画像を正確に複製する機能として扱わないでください。[1]
| 目的 | 使い方の候補 | 人が確認すること |
|---|---|---|
| 配色や画材感を近づける | Style Reference | 元の雰囲気と調和するか |
| 主役の位置を参考にする | Image Prompt | 文字領域と被写体が重ならないか |
| 既存画像の一部を変える | Editor/Edit Model | 変えていない部分も点検する |
現在のEdit Modelは、以前のOmni ReferenceやCharacter Referenceを置き換える仕組みとして案内されており、対応するMidjourneyのバージョンも限られます。[3] 古いパラメーター例をそのまま使わず、使用するモデルと画面に対応する公式手順を確認します。
プロンプトでは、完成画像に何があるかを説明する
Style Referenceを使う場合も、文章では見せたい内容を明確にします。例えば、自動化記事の画像用に、次のような方向を指定します。
An editorial illustration of a small workflow board,
three connected cards representing input, review, and completion,
warm off-white background, dark navy linework, restrained teal accents,
the main illustration placed on the right,
a clear open area on the left for a headline added later.
これは未実行の例です。実際のUIや公式ロゴを再現する指示ではありません。採用済み画像をStyle Referenceに使う場合は、文章の色や画材の指定が参照と矛盾しないかも確認します。公式資料でも、参照と競合するスタイル指定を増やしすぎない考え方が示されています。[2]
比率は使用画面で横長に設定し、最後に必要なピクセル寸法へ書き出します。生成の比率と、掲載用ファイルのサイズを同じ意味として扱わないようにします。
一度に変える条件を絞って、候補を比較する
同じ画像の候補を比べるときは、主役の配置、参照画像、配色を全部変えず、例えば主役の位置だけを変えます。候補名と生成条件を対応させて残します。
シリーズID: practical-guides
記事ID: automation-01
共通仕様版: v2
プロンプト版: v4
使用モデル: 実際の名称を記録
参照画像: 使用したファイルと用途を記録
候補ID: automation-01-B
採否: 保留
修正理由: 左側の見出し領域が狭い
同じseedを使えばシリーズの見た目を固定できる、と考えるのは避けます。公式資料では、seedはスタイルや人物を保存する仕組みではないと説明されています。[4] 再現条件の記録と、見た目の保証を区別してください。
部分編集後も、画像全体を見直す
選んだ画像の一部を直したい場合、EditorやEdit Modelの現在の手順を確認します。公式資料では、部分変更やキャンバスの拡張が案内されています。[3]
編集する範囲と残す範囲を説明し、まず小さな変更から試します。局所編集でも、境界、光、輪郭、周囲との整合を確認してください。見出し領域だけを空けたい修正で、主役の形まで変わっていないかを点検します。
文字を載せた後、一覧サイズでも採否を決める
| 確認項目 | 判断する内容 |
|---|---|
| 単体表示 | 主役と見出しが自然に読める |
| 記事一覧 | 隣の記事と色、密度、見出し位置が調和する |
| 小さいカード | 図版と文字が潰れず、テーマを識別できる |
| 切り抜き | 端の主役や重要な文字が欠けない |
| 正確性 | 偽物のロゴ、誤った文字、誤解を招くUIがない |
正確に読ませたい日本語見出しやブランド名は、画像生成後に編集ツールで載せる方法が管理しやすくなります。生成画像内に説明文字が紛れた場合は、そのまま正式情報として採用せず、除去や作り直しを行います。
AIGNALの実務見解
シリーズ制作では、候補を増やす前に採用基準をそろえることが効果的です。共通仕様、参照の用途、採用理由が残っていれば、次の記事でも同じ判断で画像を作れます。
公式出典・関連解説
- [1] Midjourney:Image Prompts
- [2] Midjourney:Style Reference
- [3] Midjourney:Edit Model
- [4] Midjourney:Seeds
- 概要を先に知りたい方へ:noteのMidjourney解説



