Googleは2026年9月15日、Google Workspace上のGeminiから外部の主要ビジネスツールを直接呼び出せる新機能を発表した。Asana、Atlassian Rovo、HubSpot、Intuit Mailchimp、Intuit QuickBooks、Monday、Salesforceの7サービスについて、AIエージェントが外部ツールを操作するための標準規格「MCP(Model Context Protocol)」経由での接続に対応する。
管理者が組織向けにコネクタを有効化すると、利用者はDocs・Sheets・Slidesのサイドパネルや、Google Chat上のGeminiから各サービスのデータを直接参照・操作できるようになる。例えばSalesforceの商談情報を踏まえてDocsで提案書の下書きを作成したり、Asanaのタスク状況を確認しながらChatで進捗をまとめたりといった使い方を想定しているという。
MCPはもともとAnthropicが2024年に提唱したオープンな規格だが、OpenAIやGoogleを含む業界各社が相次いで対応を表明しており、AIエージェントと外部ツールをつなぐ共通言語として定着しつつある。Google自身はエージェント間通信の規格「A2A」を別途推進しているが、外部の業務ツールとの接続についてはMCPを採用する形で、業界標準への追随を進めている。



