Googleは開発者向けブログで、これまで利用してきた非公開(プロプライエタリ)のSDK自動生成ツールの提供企業が、2026年5月に買収された直後に突然サービスを終了したことを明らかにしました。ちょうどGoogle I/Oに向けて「Interactions API」の一般提供を準備していた時期と重なり、非公開のクローズドなツールに依存することの事業継続リスクを痛感したとしています。
この経験を受けGoogleはSpeakeasyと提携し、Gemini Interactions・Agents・WebhooksのAPIクライアントライブラリを、対応6言語すべてでSpeakeasyの生成エンジンに移行しました。あわせて、Speakeasyが持つOpenAPI対応のSDK生成スイート全体をAGPLv3ライセンスのもとでオープンソース化することで合意したと発表しています。
新しい体制のもとでは、開発者は生成ツール自体を自社の開発・CI環境で自由に実行でき、生成されたSDKコードについてはMITやApache 2.0など好きなライセンスを選んで自社のものにできます。AGPLの制約が及ぶのは生成エンジン本体に手を加えて再配布する場合のみで、生成物には及びません。Googleは、業界がAPIの定義にOpenAPIを標準として使うのであれば、それをSDKやCLI、AIエージェント向けツールへと変換する基盤ツール自体もオープンなインフラであるべきだ、という考え方を今回の提携の背景として説明しています。



