OpenAIは9月29日のDevDay 2026で、新API「Decisions API」を発表した。GPT-6 Lunaをベースにしているが、通常の対話用APIのように自由形式のテキストを生成するのではなく、開発者があらかじめ定義した「質問」と「あり得る回答の選択肢」を渡すと、その中から最も適切な一つを信頼度スコア付きで返す、という限定的な仕組みになっている。
想定される用途として、OpenAIはユーザーからの問い合わせ内容をあらかじめ決めた担当チームの選択肢に振り分けたり、AIエージェントが次に取るべき行動を用意された選択肢の中から選んだりする場面を挙げている。入力はテキストだけでなく画像にも対応するという。
複数の技術系メディアの報道によれば、通常のGPT-6 Lunaへの呼び出しが応答まで約1.6秒かかるのに対し、Decisions APIは約150ミリ秒(0.15秒)で応答を返せるとされる。自由形式の生成を行わず、あらかじめ定められた有限個の選択肢から選ぶだけに処理を絞り込むことで、大幅な高速化を実現しているとみられる。
Decisions APIは現在、一部のAPI利用者を対象にした限定プレビューとして提供が始まっており、OpenAIは数日以内に広く提供を開始する計画だとしている。



