OpenAIは開発者向けカンファレンス「DevDay 2026」で、コーディングエージェント「Codex」向けの新機能「Codex Security Cloud」を発表した。GitHubリポジトリ全体をオンデマンドまたはスケジュールに沿ってスキャンし、新しいコミットが追加されるたびに継続してチェックし続ける。パソコンを閉じていても、クラウド側で検証や修正案の準備まで進められるのが特徴だ。
あらかじめ定義したルールとコードを照合するだけの従来型の静的スキャナーとは異なり、Codex Securityはセキュリティ研究者さながらの振る舞いを狙う。周辺のコードベース全体を読み込んでテストを実行し、現実的な攻撃経路を検討したうえで、隔離環境の中で候補となる脆弱性を実際に検証してから報告する仕組みだという。
検出結果には、該当コードや深刻度、検証の証拠、対処方法の指針に加え、開発者が内容を確認したうえでドラフトのプルリクエストを作成できる修正案まで含まれる。Codexのデスクトップ版・Web版向けのプラグインとして提供され、現時点ではChatGPTのPro・Business・Enterprise・Eduプラン向けのリサーチプレビューという位置づけだ。



