AIニュース

OpenAIのアルトマンCEO「AIの恩恵には多少の悪影響も受け入れるべき」 Anthropicとの路線の違いを明言

公開日: ・出典: Forbes

OpenAIのサム・アルトマンCEOは、米政治メディアPoliticoのニュースレター「Decoded」のインタビューで、「我々は、この技術がもたらす恩恵と人々の自律性のためには、多少の悪いことが起きるのも受け入れるべきだと考えている」と述べた。詐欺やAIの悪用を完全にゼロにしようとすれば、有益な技術革新そのものを押し殺すほどの規制が必要になってしまうとして、「詐欺ゼロ」を前提とした二択論を退けた。

アルトマン氏はさらに、競合のAnthropicとの立場の違いにも率直に言及した。「(両社の間には)かなりの距離がある」と述べ、Anthropicの姿勢を「サンフランシスコの一つの研究所が(AIを)管理し、悪いことが起きないようにすべきだ」という考え方だと特徴づけたうえで、それは「まったく受け入れられないトレードオフだ」と批判した。

この発言は、OpenAIの安全文化を担っていたデビッド・ロビンソン氏が今週辞任を表明した直後というタイミングで注目を集めている。アルトマン氏は強力なAIを人々が恐れる理由は理解できるとしつつも、規制のあり方についてはAnthropicよりも軽い規制を志向する従来の立場を改めて強調した形だ。

出典: Forbes

Xでシェア