Googleは今週、電子透かし技術「SynthID」を使い、画像・動画・音声ファイルがAIで生成・編集されたものかどうかを確認できる専用ウェブサイトを公開した。2025年のGoogle I/Oで発表されて以降、報道関係者や研究者など限定的な利用者向けのテスト提供にとどまっていたが、今回一般に開放された。
判定の仕組みは、保存や共有の過程で失われやすいメタデータではなく、画素や音声データに直接埋め込まれた検出可能な透かしを読み取る方式を採用している。対応フォーマットは画像がJPEG・PNG・WEBPなど、動画がMP4・MOV・WEBM、音声がWAV・MP3・FLACなど多岐にわたる。
Googleによれば、GeminiアプリやGoogle Chromeへの組み込みも含め、SynthIDの検証機能には現在1日あたり100万件規模のリクエストが寄せられているという。ただし検出できるのはSynthID方式の透かしが入ったコンテンツに限られ、MicrosoftやMeta、OpenAIなど他社が独自に採用する電子透かし技術には対応しない。完全な合成コンテンツと軽微な編集を区別できない場合がある点も、限界として挙げられている。
出典: Dataconomy



