Googleは8月14日、Geminiアプリの生成AIコンテンツに表示される可視の透かしマーク(通称「スパークル」)を非表示にできる新設定「メディアの透かし」の提供を始めました。設定画面から、画像生成モデル「Nano Banana」、動画生成モデル「Omni」、音楽生成モデル「Lyria」で作成したコンテンツについて、右下に表示される可視マークの表示・非表示を切り替えられます。
可視マークを非表示にした場合でも、不可視の電子透かし技術「SynthID」と、コンテンツの来歴を示すメタデータ標準「C2PA」に基づく署名情報は引き続き埋め込まれ、AI生成物であることを技術的に判別する手段は維持されるとしています。設定はGeminiアプリのほか、Googleの動画編集ツール「Flow」にも展開されており、検索機能への対応も追って行われる予定です。
一方で、この新設定にはいくつかの例外があります。インド・韓国・ベトナムの3カ国では、有料プラン「AI Ultra」の契約者のみが設定を利用でき、無料・通常プランのユーザーには引き続き可視マークが自動的に付与されます。また、Google Workspaceの職場・学校向けアカウントには、この設定自体が提供されません。Googleは地域限定の理由を明らかにしていませんが、3カ国はいずれも合成メディアの表示義務化に向けた規制強化が進んでいる地域であり、現地規制への対応とみられています。
出典: Digital Trends



